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二度目の辺野古

台風9号が、沖縄諸島を通過した7月11日の午後、それまで欠航だった羽田発那覇行きのジェットが、那覇空港が悪天候で着陸できない場合は、「熊本空港に着陸するか、羽田に引き返す」との条件付きで飛ぶことになって、運を天に任せ沖縄に向かった。

 台風9号は去ったとは言え、10号11号が次々と発生し、そのあとを追いかけているという空模様の下では、さすがに、絶対安全と落ち着いている気持にはなれずに、激しく波つ海面と、時につよい横風を受け旋回しきしむ機体に、不安を募らせながら、じっと着陸の時を待っていた。

 ともあれ、無事着陸し、先に沖縄に着き、ホテルから4人家族で空港に迎えに来た長男一家と落ち合うことができた。
 長男達の話では、空港の駐車場に着いたとき時、激しい風雨に見舞われたということであり、よほど悪い条件の下での着陸だったのだなと思うとともに、パイロットに感謝した。

 日曜版の配達を終わらせ、土日を挟んで日刊紙の代配の段取りをつけて、沖縄に出かけたのには二つの理由がある。一つは、私が一仕事終えて、長男が旅行に招待してくれたこと。もう一つは、2009年1月に「さいたま民医連OB会の沖縄平和の旅」に加わって、新基地建設反対の座り込みを続けている辺野古のテント小屋を訪れ、その人たちと交流し激励したが、その後の辺野古の状況はどうなっているかどうしても知りたかったこと、それに、連帯の気持ちを伝え、ささやかな支援ができればと思ったからである。

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2009年のポスター 埋め立て区域とV字滑走路が示されている

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2009年1月 テント小屋(訪問・交流)

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2009年1月 辺野古浜からキャンプシュアブ

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2015年7月11日 辺野古浜からキャンプシュアブ

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2009年 基地との境界線、仕切り版と有刺鉄線

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2015年 基地との境界 分厚いコンクリートの土台に強固なフウンス

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辺野古漁港のテント村は、台風による強風のためお休み

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ガードマンにガードされているキャンプシュアブの出入り口

この反対側に、抗議のテント小屋集団がありますが、当日は、台風のため、当番の方が詰めているだけでした。

 
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