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満州開拓青年義勇隊に行田から20人ー戦争展で戸ヶ崎氏が語る

 2012平和のための行田戦争展が、8月4・5日に市コミュニティーセンターで開催されました。
 この戦争展は、市と教育委員会の後援を得て、この時期に毎年開催されています。
 今年は、福島原発の事故や放射能汚染に関するパネルや、特集コーナーが設けられていて、参加した市民の多くが足を止め、じっくりと見入る姿がみかけられました。
 
 戦争体験談を語るイベントがあり、今回は、「満州開拓青年義勇隊での体験」を、元市会議員の戸ヶ崎恭治さんが話されました。
 
 戸ヶ崎さんによると、この青年義勇隊に行田から20人が参加したとのこと。南小から10人、北小から4人、東小から5人、西小から1人だったそうです。

 国内での生活も苦しく食えないとのことで、満州には広大な土地があり、展望があると考え、内地での訓練の後、船で朝鮮に渡り満州へ。そこには開拓団の「埼玉村」があり入植したが、やはり食べるものにも困ったと云うことです。

 戸ヶ崎さんの話によると、軍隊は南方に行ってしまった。入植地を守るために開拓団の人たちも、訓練に駆り出され動員されたとのこと。
 ソ連の参戦に備えて、その盾にされたのではないかと、戸ヶ崎さんは感じたそうです。

 当日、戸ヶ崎さんから「満州国開拓青年義勇隊入植図」のコピーが配られ、「写真集・満蒙開拓青年義勇軍」の一部のコピーが回されました。
 
 戦争当時のこと、まだまだま知らないことがあり、知る必要があるのではないでしょうか。


 
満州開拓青年隊 戸ヶ崎氏.JPG
満州開拓青年義勇隊での体験を語る戸ヶ崎氏

2012,年行田戦争展.JPG
原発のコーナー

女学生も参加.JPG
女子高校生も参加
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