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上星川だよりー商工会祭り・中小業者が意地示す

11月3日の文化の日に、南河原商工会ふれあい祭りと南河原公民館フェスティバル
が開催された。
 南河原商工会は、合併により行政(旧南河原村)からの補助金を失い、行田商工会議所
に吸収されるものとの見方もあったが、個人経営中心の零細業者が意地を示し、旧来の
体制を引き継ぎ、南河原商工会を存続させることとなった。
 昨年までの「ふれあい祭り」は村挙げてのもので、行政から「祭り実行委員会」
に300万円の補助金が出ていた。これを源資に各種団体が、手打ちうどんや赤飯、カレー
ライス等々を振舞う。祭りの最後には「お楽しみ抽選会」があり、当選しても本人が
その場にいないと流れてしまうという方法で、最後まで観衆を引き止めていた。
 しかし、今年の「ふれあい祭り」は、旧村の商工業者が実行委員会を立ち上げ、
開催にこぎつけたもので、南河原地域の中小業者の意地を示したものと言える。
 抽選会の賞品は、公費で買い揃えた物と比較するとボリュームに欠けるが、自転車
7台、ガソリン券5本などの目玉賞品の他、残念賞としてポケットティシュが1,000本
用意された。1,000玉入った「ガラガラ福引抽選箱」がカラになったということなので、
少なくても延べ1,000人は来たことになる。
 この日ばかりは、商工会員が総出で祭りの実行部隊となり汗をかいていた。南河原
ならわの、「スリッパ詰め放題」(大き目のレジ袋にスリッパ詰め放題で1,000円)の
セールもあって、狭い南河原商工会の駐車場は、一時(いっとき)、旧村のような賑わいを
取り戻した。



 公民館フェスティバルは、南河原支所(旧南河原村役場)二階のコミニュティセンター
で「芸能発表会」が開催された。公民館事業として実施されている地域の各種クラブの
発表会であったが、出演者も観客も圧倒的に女性が多かった。県道を挟んで隣接する二つの
会場を掛け持ちして行ったり来たりしていたから、「芸能発表会」は最初と中間のもの
しか見ることが出来なかった。
 その中で、注目したのは「お話ボランティア・さくらんぼ」の「パネルシアター」(下の
写真)だった。保育園や病院、高齢者施設で、読み聞かせやこの「パネルシアター」を
ボランタィアとして披露しているとのこと。動く紙芝居とでも言ったらいいのか。これ
なら保育園児から後期高齢者まで、カバーできるかな?・・・と思うと同時に、感心さ
せられた。


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