上星川だより-野鳥観察会
8月5日(土)「星川の自然とキタミソウを守る会」が、夏休み中の企画
として「早朝バード・ウオッチング」を開催した。
案内役で講師の島田氏は、此処に来るまでに早朝の野鳥観察をしんで
きたそうで、この時期、「鳥も暑いのが苦手、早起きして野鳥を観て下
さい。そうすればもっと楽しめます。」とのことでした。
夏休み企画ということだったが、生徒ずれの親子は数組。地元馬見塚と
行田市内のメンバーあわせて20数人が参加した。
馬見塚橋から東に約3kmの観察区間だったが、その行程半ばで、私は
引き返した。この区間は、斎条堰によって大量の農業用水が堰きとめられ
最大20m以上ある川幅いっぱいに水が蓄えられている。さながら小さい湖
のようだ。
ここを舞台に、カルガモやカイツブリが繁殖・子育てをする。講師の
島田氏の話しでは、今、この星川で見ることの出来る野鳥は、15~20種
とのこと。そんな話を聴いている間にも、星川では、カルガモが助走を
つけて川面を飛び立ち、カイツブリが子連れで遊泳している。その上を
ゴイサギが翼をバッサバッサさせて飛んで行く。
こんな自然な営みがあるのが当たり前でなければならないが、
「守る会」をつくって、守らなければ残っていかないのも現実です。
今朝は、早起きして、せめて一文の徳か。
一文以上よりも大きな価値がありそうです。
by kenta-ok (2006-10-22 10:40)